Shoemaker

例えば･･･メガネは各人の「近視や遠視、乱視」などの状態に合わせて･･･

専門家である眼鏡店で「視力の測定とレンズの加工」を依頼する事が普通です。
しかし、同じように個人差があり、状態によって構成や作り方が違ってくる「靴」については、なぜか、自己判断が主流です。
 
メガネを靴に置き換えてみると・・・
 

 
中敷はレンズの様に、その「状態や目的」に合わせて作成される非常に重要なアイテムです。
足もとの問題解決に、また、重要なトラブルのない方にも、快適性や安定性に貢献するアイテムとして、そして、スポーツなどでのプラスアルファに役立ちます。
 
当社では靴のプロ「シューフィッター」によるカウンセリングと「靴工房」での高度な技術により、お客様ひとりひとりの足の個性とその目的・問題解決に対応した「オーダー中敷（インソール）」の作成を行なっております。 

多くのお客様の声より、オリジナル中敷を開発いたしました！

 
足もとのトラブル解決に「オーダー中敷」が良いことは、多くのお客様にご理解を頂いておりましたが、価格面や納期が大きな問題となっていたことも事実です。
当社では、その解決策として、これまで蓄積した足型のデータやフルオーダー中敷作成よりのノウハウをフィールドバックし、自社オリジナルのオーダー中敷を製品化しました。
 
大きな特徴として、
・他社にない「1センチ刻みの規格化」
・靴の規格や容積などの「厚みへの対応」
・加工しやすさを前提とした設計による「豊富な足もとトラブルへの対応」
 
を持っています。
 

学校履きや仕事でのパンプス・作業靴など、特に容積のない「制靴」への中敷作成

 
学校や職場のシチュエーションによっては、足の個性に関係なく、履ける靴が限定されてしまっている事は、今もよくあることです。
もともと、足もとにトラブルがある方なのに、「合わない靴がさらにそれを増長する原因となっている」と言うご相談は実に多く頂きます。
 
「制靴」に、機能的な中敷きをセットしたくても、もともとのそれを受け入れる容積がなくがないことがほとんどです。
 
 当社では、
①薄くてもサポート能力のある中敷き作成
②靴自体への「加工・調整」による機能性のアップ
①+②による総合的な「足と靴のアプローチ」
 
 をご提案しています。 

足と靴のお悩みに最高峰のご提案です！

 
ドイツの靴技術の中でもその根幹をなすものが、本「フルオーダーインソール（中敷）」です。
足を「シャーム」と言われる材料で型取りし、そこに発泡樹脂を流し込み、その方左右別の「型」を制作します。

その型にお客様のお悩みや足の状態に合わせた設計を行い、工房のマシンで再加工・加工された型より、靴に合わせた形状で幾層もの材料を選定して、機械加工を繰り返して、仕上げていきます。
足をサポートする深さや厚み・部分による芯材とクッション材の多重化など、セミオーダーインソールとは一線を画すものが、フルオーダーインソールです。

ドイツの靴作りでは、靴本体と同じぐらいの重要性を持つのが本パーツであり、高い技術を必要とします。
当社でも作成できるスタッフは2名のみであり、また、最適な靴選びがリンクしてこそ「最上」となる技術です。
 

スポーツインソールの世界的ブランド、フランス・シダス社の「コンフォマーブル・オーダーインソール」の作成を行っています

 
1. ウォーキングや登山などへの安定性・快適性の向上
2. ランニングや球技などへのパフォーマンスの向上
3. アスリートレベルのケガの予防
 
「コンフォマーブル」は、オリンピックやワールドカップ・プロ野球でも、足もとからアスリートのパフォーマンスを支えています。
大濠本店では特に「ランニングや球技」のユーザーが多く、様々な事例に対して、オーダーインソールを作成しています。
 
※ スポーツシューズの場合、靴と足のマッチィングの見極めが重要となりますので、作成されたいシューズは必ずご持参ください
 
シダス・ジャパン official-site

足自体の左右差や機能差に対して・・・

などの靴自体を既製品の時よりも「その方の足の個性」に合わせて「より履きやすく・より使いやすく」する為の「加工」を行っております。

調整の例として・・・

ストレッチィング　→　専用の器具で、その方に合わせて革を伸ばします。
1. 全体的な調整（幅など）をするストレッチャー
2. 部分的な調整（外反母趾など）をするポイントストレッチャー
 
など、靴の革が伸びる（足にマッチする）までの不快感やサイズ差を販売時に解消する為に行います。
 
パッキィング　→　「左右のサイズ」や「アーチサポートのバランス」を部位に対応したスポンジ製のシートを組み合わせて補正します
 
これらは靴自体を変えてしまう様なものでなく、あくまで、足と靴のフィッテイングの微調整の手段として行います。
 

修理の例として・・・

 
当社で取り扱う靴の多くは「修理による長期使用」を前提に設計されたものがほとんどです。
その為に様々な修理が可能で、
 
1. 靴底（アウトソール）の部分的・全体的な補修
2. 中敷き（インソール）の張り替えなどの補修
3. ミシン目や革面の傷みの補修
4. マジックテープやチャックの補修
5. 色落ちやキズなど補修
6. 使用経過による緩みやズレなどの補修
 
など、多岐にわたり、また、作業自体は当工房で行っており、修理に使う材料もヨーロッパ製の高品位なものを使用いたしております。
高度な靴修理で良いものをより長くお使いいただき、その意味では、当社の靴のコストパフォーマンスは高いと考えております。