5月18日(火)午後3時~兵庫県・姫路市
前回に引き続き「大日産業」さんでのなめしの工程の続きです。
下処理された「皮っぽい革」はここで染色され「タンニンなめしの革」に仕上がっていきます。
この工程で使う機械は大型で、小学校のプールぐらいの大きさがありベルトコンベアで革が吸い込まれていきます。
機械に搬入された革は、高速で回転するルーレットみたいなところにセットされ、染料を塗布されます。
その後、革はトンネルのようなところを通りながら、染料の定着・乾燥の工程に入ります。
機械からで出来て仕上がった革や水気を抜いている革が工場内をひらひらと舞っています。
今回見学させていただいた時期は陽気の良い頃だったのですが、真夏や真冬は本当に大変な現場なんだろな~・・・普段、エアコンの効いた店舗にいる虚弱な私には無理そうです。
・・・で仕上がった「革」がこれ!本当に綺麗です!
革のなめし方はいろいろなやり方があるのですが、タンニンなめしは季節や原皮の違いに対して、手順や工程を変えたりのノウハウとその工程にかかる手間が多く、レベルの高い工場でないとこんなに綺麗に製品化できないなめし方です。
貴重なお時間をいただきました「Oオーナー様・奥様」、また、ご子息の「O様」ありがとうございました。
特に「O様」はイギリスのなめし工場に留学に行かれていたそうで、その博識な知識で丁寧な説明を頂きました・・・こんな不景気なご時世ですが、良い技術や商品はそのようなものを超越して必要とされているという良いお見本でした・・・本当に感謝です。
5月18日(火)午後6時~兵庫県・神戸市
場所を神戸市内のホテルに移し、勉強会&懇親会です。
また、懇親会の後も大部屋に集まって、皆さんで業界の話題など・・・私は午前1時でギブアップ!そしてまたその後、皆さんはラーメンを食べに行かれたそうで・・・虚弱ですいません!