続・足の個性に合わせて ~ 「シアン・オーダーシステム」のご案内

前回に続いて、当店で取り扱っている「オーダーシステム」のご案内です。

世の中の靴の決まり事で不条理な代表としてあるのが、「学校の制靴としてのローファー」「企業の女性の制靴としてのプレーンパンプス」です。

「ローファー」についてはまたの機会として、こちらの写真をご覧下さい・・・。

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こちらは当店で取り扱っている「シアン・オーダーシステム」の試し履きのストックです。

具体的には・・・
○2E木型・ふっくらタイプ
○2E木型・外反タイプ
○3E木型・ふっくらタイプ
○3E木型・外反タイプ
○4E木型・外反タイプ

「21㎝~25㎝」までストックしております。

これにより、
○右足は普通だが、左足のみ外反母趾
○右足は22㎝だが、左足は23㎝

などの左右違いににも対応できます。

こちらが「4E木型・外反タイプ」
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こちらが「2E木型・ふっくらタイプ」

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プレーンパンプスが履きにくい理由としては・・・「固定点が少ない!」という構造上の理由につきます。

ですので、左右の足の微妙な違いを木型で適合していくのが、履きやすいプレーンパンプスを探すための重要な点であると言うますす。

気になる価格は、ベースが「31,500円」、これに個別修正(外反母趾がかなり強い場合の個別修正やトゥの形状の変化)やオーダーインソール作成などのご見積もりとなります。

仕事などで、一日履くには辛すぎる「プレーンパンプス」・・・足の個性に合わせて「投資」する価値は十分あるかと思います・・・しかし、何でこんなやっかいな靴が制靴なのか・・・「社長さん教えて?」