本日の更新は「シュナイダー」の美しいサンダルが入荷したので、それでも・・・と思っておりましたが、当店のお客様には春夏商品のご案内をお送りさせて頂いたのと、「今日感テレビ様」のおかげもあり、朝から忙しくさせております。
当店よりのお願いなのですが・・・ご来店のご予定のお客様は、堅苦しいかたちではなく「ご予約」をお願いできればと思っております。
私は、お一人のお客様に「最低でも1時間」はかけて足を見せさて頂いております・・・真剣に足と靴を見極めるには、このぐらいの時間は必要だと思っております。
当店はご予約のお客様を優先とさせて頂いておりますので、ご予約のない場合はかなりの待ち時間となってしまいます・・・この様なご迷惑をかけるのは本意ではないので、出来ましたら事前に一報頂ければ幸いです。
話を変わりまして、先日、業界の大先輩が福岡での所要の前に当店にお立ち寄りを頂きました。
言葉の端々に蓄積された「重い言葉や想いの言葉」があり大変勉強になりました・・・本当にありがとうございました!
*この先輩も事前にご連絡の配慮を頂き、お客様もご予約の多い当店・・・なので、事前に連絡のない業者様や同業者様のご来店は全てお断りしております
当店の工房にある小道具は、だいたいヨーロッパ製・・・なのでメンテナンスすれば永く使えるようになっています。
本日は切れ味の落ちてきた「革切りバサミ」を復活させてみたいと思います。
しかし、「革切り」と言いながら、普段切っているのは、厚いゴムやスポンジなど・・・それは切れ味も落ちるというものです。
まずはバラバラに分解して、汚れ落としを塗り、ボンドのかすなどを拭上げます。
そして、普通はこの様な砥石で磨き上げるのですが・・・
私はコレです!
ビンザーと言われる曲面部分の加工を行うペーパーで磨いてしまっています。
火花が飛んでも・・・
磨く!
磨く!
・・・という感じて、どちらかという「磨く」と言うより「削っている」感じですね・・・。
そして、完全復活した「革切りバサミ」・・・しかし、このハサミを購入したのはいつだったろうか?多分、5年とは言わないぐらい過去のことだと思います・・・当店のお靴も同じくで「定期的なメンテナンス」を行うことで永くおつき合いができます。
当店はこの先も「使い捨て」でないヨーロッパの文化を提案致してまいります。
追伸・・・やらないと思うけど、かなり派手に火花が散るので「火の元」にはご注意を!
このブログは「2009年8月より2013年4月」まで更新された「シューズクラトミの社長ブログ」です(全404本)