グラインダーマシンのペーパーを交換いたしました・・・と、これだけではぜんぜん意味不明ですね。
当店の加工調整の肝である「ヨスアメリカ社」製のグラインダーマシン(靴や部品を削って加工するためのマシン)は2本のベルト式のサンディングペーパー(まぁ、紙やすり)が付いています。
今回はそのベルトの一本を交換するというルーチンワークなのですが、そのままでは面白くないので少し違うことをしてみました。
ガバっと開けると手前に茶色いベルトが見えているかと思うのですが、ベルトにもいろいろな粗さがありまして、普段は60番手というペーパーを使っています。
手前の部分は目が細かく削れる仕上げ用のパーツなのですが、60番だと手で触れても、そんなに簡単には怪我をしません。
今回はそれを120番手に交換・・・この120番というのは10年ほど前に修理を主体としていた時、一気に加工を仕上げる為に使用していたのですが・・・結構、鋭く削れます。
解りやすく言うと・・・触れると簡単に指の皮を持っていかれるレベルです。
試しに削ってみると・・・
その表面がツルツルに仕上がりました・・・う~ん、凶器ですね!
今回なぜ、この様な狂気的な番手のペーパーを使用しようとしたかというと・・・
答えは久しぶりに指を怪我したからです!
それこそ以前は手をナイフで深く切ったり、指の骨にネイルガンを叩き込んで救急病院へ自走したりとあったのですが、この程度の怪我も久しぶりなので、もっと重い怪我をしないように緊張感を保つ意味で、あえて危険なパーツを装着してみました。
これでマシンの前に立つ際に見も引き締まろうというもの・・・精度の高い作業ができそうです。
しかし、まぁこのペーパー交換で明日以降に指のバンドエイドが増えていても、皆様、笑ってゆるしてあげて下さいね~・・・。
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