燃えろ!「フットケア研究会 市民公開講座 ~足元から健康に~」 後編

1月17日(日)午後11時半~ミニレクチャー終了&講演打ち合わせ
私の初回のミニレクチャー「健康と靴・良い靴の選び方」もなんとか終了・・・ただでさえ寒いなか、会場の「体感温度」を下げるような内容にはならなかったと思います。

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さて、これからドイツ人マイスター「カースティン・リーヒェ氏」と通訳の大沼さんと午後より、エルガーラ大ホールで講演を行うメンバーの皆さまと食事をしながら最終の打ち合わせです。

本来なら今回の講演も「靴屋」の視点として私が行うべきだったのですが、今回は思うところがあってマイスターにお願いを致しました。

2004年にドイツに初めて行って、マイスター工房や靴工場をまわるなかで、本当にたくさんの「驚きや発見」を経験し、カタログ的な情報でない「本物のヨーロッパの靴文化の深さ」に心より感動をいたしました・・・そして、その経験が今の私の靴屋としての「礎」となっています。

自分が経験した様に、福岡の皆さまに「その本物」を体感頂けないかと考え、整形外科靴マイスターである氏に相談したところ快諾を得て、そしてそれが現実になろうとしています・・・。

同日 午後1時~講演開始
マイスターの出番は二人目・・・主な講演内容としては、

○マイスター制度とその靴作り~ ドイツの靴文化
○ヨーロッパにおける整形外科靴の歴史~ 「靴」というものへの考え方
○整形外科靴やコンフォートシューズで何ができるのか?~ 実際の作成例

となっております・・・最初に講演を行われた「東京都済生会中央病院 渥美義仁先生」のお話に「糖尿病って本当に怖いな~」と聞き込んでいると、あっという間に60分!マイスターの出番となりました。

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マイスターがドイツ語で話し始めた時・・・何かを探しに初めてドイツを訪れた時の事やそのドイツの靴を啓蒙していこうと取り扱いを始めた日のことが走馬燈のように浮かんできて、少し涙腺が緩くなりました・・・年だなぁ~・・・。

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講演が終わり、拍手の中その余韻に浸ろうと思っていたらインカムを付けた竹内先生が私を見つけ・・・「フットプリントコーナーがパンクしてます!」「うっ・・・了解です!」と、その後の講演も聴けず1階に駆け戻りました。

結局、有園義肢さんの持ち込まれたフットプリント用紙の使用数からして、その日は「300人超」のフットプリン体験とアドバイスを行ったと思われます・・・それはパンクするわ!

その後もスキを見て商業展示ブースをてれてれと覗いていたら、インカムを付けたA先生(仮称)に見つかり・・・「倉冨さんを発見しました!本部、ど~ぞ!」「・・・すいません、帰ります・・・」と戻ってみたら、2回目のミニレクチャーの出番で「インチキおじさん・夜の部」をこなすとその日のプログラムは、ほぼ終わりとなりました。

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「尊敬する人は綾小路きみまろです」

同日 午後4時半~「フットケア研究会 市民公開講座 ~足元から健康に~」終了
この様な機会を与えていただきました福岡大学医学部フットケア研究会の皆さま、本当ありがとうございます。

「フットケアや足と靴」というテーマは本当にないがしろにされやすい部分で、そこに光を当て「~足元から健康に~」をアピールしていく、今回の市民公開講座は、今後にも大きな意義のある大会であったと思われます。

全国でも「フットケアや足と靴については福岡が日本一だね」と当たり前に言われるようになるように微力ながらそのお手伝いと、また、当事者としての自覚を忘れずに、今後も精進してまいりたく思います。

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「皆さま、本当にお疲れ様でございました」

最後に、海のものとも山のものとも解らない当方をお誘いいただいた「竹内先生」ありがとうございます・・・本大会は、昨年の9月に福岡市に店を開いたのは良いけど、不安でいっぱいだったなかで「自分の立ち位置や居場所」を見つけることができた当店のターニングポイントです。

そして、その中で出会えた【足フェチの会】の皆さまとのご縁にも感謝いたします・・・「やっぱり、足と靴は福岡だよね~」と言われるようになるように頑張ってまいりましょ~ね♪

同日 午後5時半~撤収後にもかかわらず、請われて足を見るマイスター

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「あんた、職人の鏡だよ! でも、そろそろ帰りませんか・・・?」

*来週の火曜日の更新はお休みします