グラインダーマシン・・・要はいろいろなサンディングペーパー(紙ヤスリ?)と、削りかすを吸い取る集塵機が一体となった機械のことです。
この機械は、靴を加工・調整する際の要となるもので、オーソペティクな靴店の経営者であれば、この機械に一家言持っており、皆さま様々なこだわりで自分にあったものをチョイスされるのが普通です。
私もその一人であり、コンパクトさに反比例する強力な集塵力とアタッチメントパーツの多彩さで買い求めたのがオランダ製「ヨスアメリカ社」のグラインダーマシンです。
そして、この様な機械のオーナーに共通する恐怖が一つ・・・それは「故障!」です・・・私もその一人であり、大がかりな加工から簡単な調整まで、日々、我が体の一部のごとくこのマシンに依存いたしておりした。
その時はいきなりやってくるもので、先日、いつものようにスイッチを押したら・・・うぅ・・・動かんじゃないですか・・・。
購入元の「OSMヘルプスト」さんへ電話し、症状をお話ししたら原因らしいところがこのパーツ。
日本での標準である「単相200V」をヨーロッパ基準の「230V」へ変換する変圧器のヒューズが飛んでいるのではないか?との事です。
200Vか・・・サラリーマンの頃に間違って触ったことがあったな~・・・体が冷凍サンマのようにピ~ンと伸びて、目玉が左右別々に飛んでいきそうになりました・・・ホント、よく死ななかったものです。
電源遮断後におそるおそる変圧器を開け、ヒューズを取り出すとなんか銅線みたいなものがポロリとこぼれ落ちました・・・これだ!
しかし、こんなヒューズは見たことがないし、ホームセンターにも売ってなさそう・・・そんな日に限って忙しいもので、サブマシンのGOTZでその日はなんとか作業をこなしましたが・・・細かいニュアンスが伝えにくく、四苦八苦しながらの作業となりました。
・・・で、本日朝に神戸よりパーツが到着し、早速セットいたします。
ドキドキ・・・。
動いた! 愛機復活で本当に良かった・・・これがオランダからのパーツ待ちで「半月」かかります!とかだと目も当てられないところでした。
今日はマシンの大掃除でもして可愛がってあげようと思います・・・以上、グラインダーマシン故障の巻でした。
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