お店で良くある会話ですが･･･

「カカトの修理などのメンテナンスも当店で行っております」
「えっ！靴で修理とか出来るの！？」

というもので･･･では、実際どうやっているかというのが「今回のお話」です。

ご購入いただいて１年程のお靴です･･･余談ですが、靴底の減り具合は「どの様な歩き方をしているのか」「その靴自体の特性や適合性」などの靴合わせのヒントがたくさん隠されている部分であり、新規のお客様の最初に確認させて頂くポイントです。

ドイツ製の修理材です･･･減りの深さや長さ・元の材質の硬度・色などで、いろいろなものを使い分けます。

それを適当な大きさにカットします。

グラインダーマシンで靴と修理材が適合するように削り込みます。

こんな感じです･･･。

そこに修理材をはめ込んでみると･･･横から見てもピタリという感じです。

そして、このままボンドで接着して「お終い」とはいかないのがドイツ靴の奥深い部分！
また、当店は専門店なので仕上げにもこだわります。

しかし、３月はそこはかとなく忙しく･･･また次回とさせて頂きま～す。　～続きます～

出張の為、今回の更新はお休みさせて頂こうと思っておったのですが、気になる情報が入ってきましたのでご報告いたします。

ＭＢＴのオールソール（底面＋マサイセンサー）交換について、今まではオリジナルと同じカラー配色での修理となっておったのですが、新年度よりは全てのモデルのオールソール修理は、材料が「黒単色」になってしまうそうです。

「アウトソールとマサイセンサーがグレー」

「アウトソールとマサイセンサーがブラック」

お手持ちのモデルによっては、ソールが「黒単色」ですとイメージが全然変わってしまうかと思います･･･まだ、材料が残っているうちはオリジナルと同じ配色の修理が可能との事です。

気になるお客様は、早めの修理対応をさせて頂ければとご報告いたします。

ＭＢＴ ウォーク１０Ｍ 31,500円