10月4日(月)午後4時半~八代市・有園義肢株式会社
熊本市のシュプールさんを後にした我々は、高速にて一時間程走り八代市の「有園義肢株式会社」さんの本社にお邪魔いたしました。
実はこの写真に写っていない後方にも施設があり・・・う~ん・・・大企業じゃないですか、今日から命名「有薗コンチェルン」!
こちらの施設では義足から靴型装具やコルセットなど、また、座位保持装置の製作も行われており、全社で100人程の方が勤務される・・・もう完全に大型工場レベルですね。
さ~て、見学開始です。
社内にはいると数多くの福祉用具が展示されており、写真には写っておりませんが大きなオフィスにたくさんの女性職員の皆さまが勤務をされています。
これは地方自治体で、保険の処理やその他諸々の提出書類が様々であり、いろいろなパターンが想定されるなかでの「デスクワークのなかでのプロフェッショナル」の皆さまです。
私レベルでも靴の輸入などで行政に提出する書類などの煩雑、かつ、複雑なことか・・・これが医療となれば倍増しでしょうし、その大変さは想像もつかないところです。
上階の作業スペースに上がる階段に、初期より現在への義足を展示したスペースがあり、有薗専務よりその特徴や機能の向上の歴史をお伺いいたしました。
本当に多々・・・切断場所や材質・目的でいろいろな材質を組み合わせ、それに適合した義足の進化の過程がかいま見えました。
作業フロアで実際に作られているところですが・・・プライバシーに配慮して写真はぼかしてあります。
こちらでは切断した面を差し入れるソケットと言われる部分の作成も行われており、当たり前ですが全て手作業・・・ここから技術のプロフェッショナルのエリアとなっていきます。
小学校の教室2つ分ぐらいの作業スペースには、たくさんの工具や工作機械・その患者様に合わせた同じものが2つとない作業途中の義肢装具が並びます。
ここらへんはどこまで写していいのか解らないので・・・。
なかには「革漉き機」の様な靴造りの為のマシンもあり、求められるものが多種多様なのだろうな~と言うことが理解できます。
さて、書いてて長くなってしまいました・・・前後編で終わらせようと思っていた「熊本編」ですが・・・今回は中編として次回で完結と致します。
ここで肝心の新商品情報!今回はフィンコンフォートの単靴編です・・・その他のフィンなどはホームページの季節商品欄をやっと更新いたしましたので、ご参考下さい。
なお、まだ入荷はありますので、その際は本プログにてご紹介いたします!
☆追伸・・・10月の定休日はございません
最近、特定の定休日をなくしたことでお客様より「借金が大変なのか?」的なフォローを頂く事がありますが、単純に人手が増えての人的な余裕よりの変更です・・・ご心配いただきましてありがとうございます!ヒヒ~ン!! ~ 大濠の馬車馬社長より ~