「33.ヨーロッパ製子供靴」カテゴリーアーカイブ

サクラサク♪ 子供靴シューフッター誕生!

「九州って、コートとかいらないでしょ?」「九州の靴屋だと、ブーツとか仕入れなくていていいから、在庫が楽だよね」とか関東の靴屋さんと話していると、福岡が一年中ハイビスカスが咲いてオウムが群れで空を飛び回っているような「南国」を想像されている方が多いです・・・。

まぁ、その時に当たり前に答えてもしょうがないので、「街路樹がパイナップルなので実の掃除が大変です」とか「靴ベラかと思ってつかんだらハブでした」とか答えるようにしています。

しかし、実際は福岡市は日本海側なのでとても寒く、先週も3日ほど雪がちらつきました・・・と、そのなかで暖かい話題です!

「サクラサク」という感じで当店の店長の「倉冨美紀」が、本年12月に受講した、「FHA(足と靴と健康協議会)主催の第1回幼児子ども専門コース養成講座」「合格通知」が届きました!

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福岡での合格者は「当店店長」のみです・・・いや~おめでとう~! サクラサク~♪
お子様の健やかな成長の一助となるべく、当店では今後も益々のレベルアップを図ってまいります。

ヨーロッパ製の子供靴については、「福岡唯一の子供靴シューフィッター」が在店する当店の知識と技術をご活用いただければと「ご提案」いたします。

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リヒター 12-1435-2422 17,850円

「子供靴に真面目に取り組むと・・・」後編

~ 続きです ~ 「子供靴に真面目に取り組む為のハード = 在庫」はそろっているので、あとは「ソフト」なのですが・・・ズバリ、そのソフトとは「知識と技術」です。

まぁ、自分で「知識と技術」を自称するのもどうかと思いますが、ちょっとおつき合い下さい。

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これはドイツの子供靴の規格「WMS規格」に基づいて作られた採寸器で、これでお子様の足を計測すると「サイズとWMS」の数値が表示されます。

「WMS」とは「W=幅が広い・M=幅が普通・S=幅が狭い」の意味で、これで言うと同じサイズと同じデザインでも「3タイプの靴」が存在する事となり厳密な靴合わせが可能です。

(WMS規格については「オートフィッツ吉祥寺店様」のHPご参照下さい)

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このような測定器を使いこなし、正しいサイズ情報を入手する事も「子供靴に真面目に取り組む為のソフト = 技術」と言えますし、お子様の足の個性によっては工房にて「オーダーインソールを作成」することも「ひとつの技術」と言えるかと思います。

また、仲間内で勉強会や本年12月に初めて開催されたFHA(足と靴と健康協議会)主催の第1回幼児子ども専門コース養成講座」に、「店長の倉冨美紀」も参加するなど、当店では新しい知識(ソフト)の習得に日々、努めております。

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以上より、子供靴に真面目に取り組むと・・・

「在庫(ハード)が大変!」
「機械や測定器などの設備投資と技術の研鑽(ハード&ソフト)が大変!」
「新しい知識の習得(ソフト)が大変!

と、「大変!」な事となります。

しかし、「子供靴はしっかりとした土台を作るためのパートナーなので投資すべき」というドイツ式の考えに基づいて、当店はこれからも「もっと大変な目」に突き進んでいく所存です。

最後に結論が「子供靴に真面目に取り組むと・・・大変!」では悲しいので、子供靴でお悩みの皆様は当店の「スキル」をぜひ、ご活用下さい。

(同業の方に「WMS測定器」の問い合わせを頂くのですが、現在日本では入手不可能です)