前々回に続いてメンテナンスネタですが、当店にある八方ミシンの台を改造しました。
八方ミシンとは名前の通りに「八方=360°」に首をふることが出来る修理用のミシンで、当店ではマジックテープの張替えなどに使用しています。
まぁ、実はこれ台の棚板に欠陥にあって大変使いにくいのです。
何が使いにくいかというと、修理靴を縫っていると棚板と靴が接触してしまい、取り回しが非常にしにくい・・・ので、この様な棚板を発注してみました。
棚板をコの字に加工してもらったものなのですが・・・これを取り付けます。
もとの棚板を取り除いて・・・
新しい板をビス止め・・・こんな感じになりました。
靴を取り回す部分を繰り抜いたただけなのですが、使い勝手が向上して大変便利になりました。
これで一つ仕事の効率が上がりました・・・こんな感じでミシン掛けから資金繰りまで何でもやってる社長です! そして、本日はここ迄で~す!
☆1月の定休日・・・終わりました
☆2月の定休日・・・21日(火)・22日(水)
1月10日(火)午前10~東京・吉祥寺
本日は久しぶりに「GOSR・ドイツ整形靴研究会」のセミナーに出席するために、早朝の飛行機で東京入り致しております。
GOSRと言えば、これまでは整形外科靴マイスターのテクニックを下敷きにした「技術講座」がメインだったですが、今回はそうではなく「経営」を主題としたソフト面のセミナーとなっております。
内容はあまり詳しくお話できないのですが、当社でも春から取り扱いを始めるイタリアの某ブランドのフランス人マネージャー(ややこしくてスイマセン)を招いての開催となっております。
ドイツ靴に関わる勉強を始めて10年以上の月日が立ち、これまでハード一辺倒への傾倒で店舗が何とかなっていたのが、世の中自体のスピード化・複雑化する中で靴先進国であるユーロの「妥協しない靴作りの哲学」は本当に参考になります。
当店の様な靴店が生き延びていくには「妥協しない靴の品揃え」と「高い満足をご提供するための知識とテクニックの習得」の両立しかなく、その為にもどんどん学問して、ますますの実際のヨーロッパにての靴選びを進めていきたく、また、そう強く思わせてくれた本日でした。
心のなかで「まだまだ、靴屋としてやるべきことがある!その為に積み重ねた時間は裏切らない!」とドヤ顔でつぶやきたいところですが、実際問題、年間休日を個人的に廃止している私なので、勤務時間は人よりもいっぱいございます・・・まぁ、ゆっくりと行きましょうかね・・・。
☆1月の定休日・・・終わりました
☆2月の定休日・・・21日(火)・22日(水)
このブログは「2009年8月より2013年4月」まで更新された「シューズクラトミの社長ブログ」です(全404本)