靴修理 ~ ヒール修理・アウトソール修理時の継ぎ目補修です
こんにちは、シューズクラトミ・社長です。
今回は、ヒール修理の際の「継ぎ目補修」についての記事です。
コンフォートシューズの靴底・アウトソールの多くはポリウレタン素材のものが使われています。
靴底がすり減ってしまった場合の修理は、いったん靴底部分をグラインダーマシンのエンドレスペーパー(回転する紙やすり)で削って、同じ硬度のEVA(硬いスポンジ的なもの)を貼って、再度、マシンで整形、その後に靴底底面にゴムシートを接着して仕上げます。
単一のウレタン素材から、修理後は3つの素材が組み合わさった状態になり、このためにどうしても「継ぎ目」が修理後に見えてしまう場合があります。
普通は塗装して仕上げれば、見分けがつかなくなるのですが、多いのは「EVA」が修理時の作業中に熱などで、画像のように凹んでしまうことです。
で、見つけたのが「瞬間カラーパテ」です。
だいたい、こうゆうのはガンプラの便利アイテムで、私も靴修理の時にいろいろとこのジャンルから流用させてもらってます。
本来はブラモデルの継ぎ目消しで、10分ぐらいで硬化しました。
硬化後はヤスリも使えるそうで、厚塗りはダメだそうです。
塗っただけですが、深めの継ぎは消えました。
まだまだ、研究の余地はありますが、今後も積極的に使用していき、より良い仕上げの修理に心掛けたく思います。
オールソール修理(靴底全面) 8,800円(税込み)
カカト部分のみの修理 4,400円(税込み)
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